すでに20年以上、正月は越後湯沢で過ごすことが恒例になっている我が家。
毎年の楽しみの1つなのが、コシヒカリの釜飯が味わえる こめ太郎 さん。
以前は「いなかっぺ」という、いかにもな店名で営業されており、その頃はのんびりと食事が提供されていました。
が、店名が「こめ太郎」に変わってからは、店内も広くなり、若いアルバイトの店員がテキパキと働く店に様変わりしました。
イタリアンなイカスミ釜飯
こめ太郎さんは、その名が示す通り、お米のおいしいお店です。
定食はもちろんですが、なんといっても「釜飯」の美味しさが群を抜いています。
これまでに何十回とお邪魔してきましたが、9割9分の確率で釜飯をいただいています。
今回もご多分にもれず、釜飯をお願いすることに。
5キロほど離れた場所に、系列店の「薪と石」というイタリアンのお店がありますが、そのせいでしょうか、珍しいイカスミの釜飯が。
イカスミの上には、黒舞茸が乗せられるという、黒尽くめの釜飯。
ユニークな釜飯は、4種類の付け合わせが選べます。
ほぼ毎回、ボリューミーなかき揚げを選んでいますが、今回はかき揚げとうどんのセットでお願いすることに。
釜飯だけでは物足りないという、男性でも十分に満足できるセットとなってます。
待ち時間も気になりません
およそ15分ほどして、黒舞茸の黒釜飯御膳が運ばれてきました。
釜飯にうどん、大きなかき揚げに自家製豆腐。
この自家製豆腐には、笹川流れの塩という、粗塩をかけて食べるのが最高に美味いのです。
釜飯は火が点けられた状態なので、火が消えるまでお待ちくださいと説明されます。
炊きあがりまでに5分ほどかかるので、待っている間に高さ20センチはありそうなかき揚げを崩していきます。
業務用の機械じゃないと、この高さの揚げものはできませんね。
こちらは、抹茶塩をふりかけていただきます。
揚げたてのかき揚げには、塩味が絶妙にマッチします。
ほのかな塩味が抜群です
かき揚げとうどんを交互に食べていると、釜飯の炊きあがりのサインとなる、ローソク火が消えます。
フタを開けると、黒黒とした米飯の上に、あざやかな水菜のコントラスト。
およそ釜飯らしくない色合いですが、早速、茶碗に取り分けます。
米とイカスミといえば、リゾットですが、こちらは釜飯らしく、水気はほとんどありません。
良い匂いに誘われて、口に入れてみると…
ほのかな塩味が感じられ、歯ごたえの良い黒舞茸がアクセントになり、味と噛みごたえが絶妙。
そのうえ、南魚沼産のコシヒカリを使っているので、美味くないわけがありません。
今は亡き友人に勧められたお店ですが、いつまでも通い続けたい名店です。
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かま炊きめしや こめ太郎
- 住所:新潟県南魚沼市上一日市323-5
- 営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
- 定休日:木曜日
- TEL: