洋食

南行徳のうさぎの小屋ではフレンチのコースが驚きの値段で提供されています

先日、行徳方面での仕事を終え、伺おうと思って調べていた うさぎの小屋 というフレンチのお店。

うまくタイミングが合わずに、別のお店に行ったのですが、仕事が休みの今日、家族を連れて訪れることにしました。

小さなお店のようなので、事前に12時からの予約を入れて車で向かいます。

最寄り駅は東西線の南行徳駅ですが、徒歩10分ほどかかるので、車で行くことにしました。

近くのコインパーキングに車を停め、google mapを頼りにお店へ向かいますが、知らなければ普通に見過ごしてしまいそうな住宅街にお店はあります。

魚コースのほかにポタージュスープをオーダー

玄関脇に控えめに掲示されたメニューを拝見。

Aの肉コースが1,100円で、Bの魚コースが1,200円ということなので、ワンプレートランチかな〜と思いながら入店。

予約をしていた旨を伝える、先客が2組いる店内は、ペンションのダイニングの様相。

道路に面していますが、植栽で走る車がほとんど気にならない感じです。

今回は魚のBコースをお願いすることにしていましたが、奥様と思われるホールの方から、おすすめ鮮魚3種類がメインと説明を受けます。

コースは、サラダ(小)、パン、メインディッシュ、デザート、ドリンクという構成になっていますが、+200円で大根のポタージュスープが飲めるとのこと。

温冷どちらか選ぶことができるとのことだったので、物珍しさもあり、冷製スープをお願いします。

そのほか、+100円で食前のドリンクを勧められたので、フルーツカクテルサワー(ノンアルコール)をお願いすることに。

食べたことのない料理が次々と

まず運ばれてきたのが、フルーツカクテルサワー。

フルーツジュースに炭酸水が入っている感じですが、ジュースの味は薄まることなく濃厚。

車でなければアルコール入りで行きたかったところです・・・

続いて、初めてとなる大根の冷製ポタージュが到着。

一体どんな味なんだろうか、期待と不安が入り混じりつつ一口頂いてみると・・・

美味!大根をポタージュにするという発想もさることながら、夏の大根でしっかりとした味が出せるなんて思いもしませんでした。

続いて、プレーンパンと抹茶パンが提供されます。

おそらくは手作りと思われるパン、しっかりと小麦の味が感じられます。

パンが食べ終わった頃には、サラダ(小)が運ばれてくるものとなりました。

ベビーリーフにバルサミコ酢がかけられたサラダ、結構な量ですが、これで(小)と表記するあたり、このお店の誠意を感じます。

小さなお店だからでしょうか、食べるペースに合わせて次の料理が提供される心遣いが大変ありがたいです。

高級フレンチが安価で食べられるお店でした

サラダを食べ終わると、メインの魚料理が供されます。

お皿をテーブルに置くと、魚の種類を説明してくれます。

左からカサゴ、サゴチ、クロダイの3種類。

サゴチ?って何だろうと思って後で調べてみると、出世魚で、成魚になるとサワラになるそうです。

普通であれば魚料理は一種類なので、同じお皿で食べ比べるなんて初めての経験です。

カサゴは脂が乗っていて、サゴチは比較的淡白、クロダイは皮目が香ばしく、同じ白身魚でも随分違うものだなぁと感服しました。

追加で頂いたトマトのパンと黒コショウパンでソースまでしっかりと頂きました。

すでに大満足のコース料理でしたが、最後にデザートが。

コーン茶のフロマージュ、カラメルソースがけ。

コーン茶ってとうもろこし茶のことのようですが、これがデザートになるんですね。

最初から最後まで隙のないコース、これで1,200円とは信じられない安さだと思いました。

加えて、愛嬌があり、テキパキと仕事をこなす奥様の心遣いで、心底ゆったりと食事ができました。

デザートを食べたあとは、茶葉の香りが満喫できるアイスレモンティー。

噂によると、シェフは代官山のフレンチレストランで腕を振るっていたとか。

そんなシェフが作る料理が、知る人ぞ知る場所で料理を作り続けているなんて、まだまだ知らないことが多い料理の世界です。

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うさぎの小屋

  • 住所:千葉県市川市南行徳3-20-20
  • 営業時間:11:30〜14:30、18:00〜21:00
  • 定休日:火曜日
  • TEL:047-395-0902

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