和食

青山・表参道の亜我栄ム庵ではざるそばがいつでも『300円』で食べられる!

この日は午後から渋谷で打合せのため、付近でランチをいただいくことに。

渋谷であれば、ランチをするのに困ることはありませんが、今日は表参道に行ってみたいお店があったので、そちらへ向かいました。

知人のアート作品が置かれている、亜我栄ム庵 というお店です。

「あんがえむあん」と読むみたいですが、看板などは一切なく、水色地に白い丸が描かれているだけなので、一見すると何のお店か分かりにくい感じです。

表参道から徒歩4分ほどの場所ですが、閑静な住宅街にあり、注意しないと見落としてしまうかもしれません。

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色んな人をつなぐお店のようです

お店の外には、おそばや唐揚げ弁当のノボリがあるので、何となく飲食ができることは伝わってきます。

事前に調べておいたところ、亜我栄ム庵はカウンターのみの立ち飲みがメインのお店のようです。

とはいえ、カウンターバーのようにアルコールとチャームだけ、ということでもなく、ランチメニューはないものの、昼は食事をしに来る方も多いようです。

13時15分頃に伺ったこの日は、先客が4人ほど、ワンオペだったのでオーダーをお願いするまで10分ほど待ちました。

逆に時間があったので、じっくりとメニューを拝見する時間がありました。

飲みもの食べものとも、値段の振れ幅がすごい!

オーナーに伺うことができたのですが、近所の美容室などで働く若者には、安い値段でお腹いっぱい食べてほしいとの思いがあるとのこと。

一方、青山に住んでいるような方は、とてつもないお金持ちなので、高いワインも取り揃えているとか。

夜は地元に住んでいる方が、夢を追いかける若者に振る舞うのが当たり前という話を聞き、近いうちに再訪しなくてはと強く思いました。

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亜我栄ム庵のために作られたようなアート

店内をゆっくりと拝見する時間があったので、知人の作品を拝見。

写真では分かりにくいのですが、祠の中には大仏様が鎮座していて、音に反応してレーザーライトが光るという作品です。

酔ったお客さんが、帰り際に拝んでいき、お賽銭を置いていくというのが定着しているそう。

このお店のために作られたアートじゃないかというほど、ビシッとはまっています。

素晴らしいオーナーに買われたと思いました。

他にも、富士山の画や猫さんの画が。

器にもこだわりが感じられます。

これだけの設え、青山という場所であれば信じられないような単価の食べ物が多数。

そうこうしているうちに、先客の注文をさばき終えた女性店主さんに、ざるそばの大盛りをお願いします。

天ぷらも頼もうかと思ったのですが、注文を受けてから揚げるようなので、それは余裕のありそうな時に改めてお願いしようと思いました。

ちなみに、先客の方は海老と舞茸の天ぷらを注文していたようで、揚げながら「ウチの一押しです」と申されていたので、次回、海老と舞茸を注文しようと心に誓いました。

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驚きの値段で食べられるざるそばの味は?

オーダー後、すぐに薬味とツユが先に提供されます。

そばチョコも小皿も、作家さんによる一点物のようです。

こうした器にこだわるお店に出会えると、無条件に嬉しくなります。

厨房ではソバが茹で上がり、大量の氷水で冷やしている様子が伺えます。

注文から10分ほどで、大盛りざるそばがやってきました。

かなりの量ですが、これで300円って本当ですか?のレベル。

立ち食いそば屋でも昨今、300円で大ざるは食べられないと思います。

しかも、立ち食いそば屋のそばとは違い、そば粉が多めなのは明らかです。

何はともあれ、一口頂いてみます。

しっかりとソバの風味が感じられ、ツユも濃い目で美味い。

おそらく、乾麺のそばだと思われますが、青山という立地を考えると、300円しか払わないのが申し訳ないレベルです。

お店一押しの海老天と舞茸天を注文したとしても、600円で済んでしまいます。

青山通りから裏に入った場所にあるので、喧騒とも無縁のゆったりした贅沢な時間が流れる空間。

夜はまた、違った雰囲気になると思われるので、近く、夜に訪問してみたいと思います。

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亜我栄ム庵

  • 住所:東京都港区北青山3-9-9
  • 営業時間:11:30〜23:00
  • 定休日:金曜日
  • TEL:03-6427-2776

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