渋谷駅徒歩2分の【すし龍】は旬の食材にこだわったコース料理が最高でした

2022年10月22日

この日は仕事の打上げで、渋谷へ。

ご招待いただいたお店が、「すし龍」さん。

渋谷の雑居ビルにあるお店は、知らなかったらまず通り過ぎてしまうような場所にありました。

エレベーターに乗ると、以前は雀荘として使われていた模様。

期待と不安を抱きつつ、オープン時間となる１６時に入店しました。

店内に足を踏み入れた瞬間、杞憂だったことを思い知らされる清潔な店内。

一瞬でも心配してすみませんでした…

この日はコースを事前予約してもらっていたので、飲み物だけを注文。

ほどなくして、先付けが提供されました。

左から、クリームチーズのマグロ酒盗乗せ、今が旬の柿、銀杏と季節感全開のメニュー。

濃厚なクリームチーズに、さっぱりとした柿、適度に油を吸った銀杏と、バランスも絶妙。

この後の料理に、期待しかありませんぬ。

続いては、３度に分けて提供された握り寿司の第１弾。

白身魚（失念…）に、生サバ、アカイカの３品。

足の早いサバを〆なしの生で、イカへの細かすぎる包丁使いだけでも、ゼイタクの極みです。

写真ではわかりにくいですが、赤酢を混ぜたすし飯も、身体に良さげ。

続いて提供されたのは、イナダのお造り。

見るからに脂がたっぷりと乗っている、まさに今が旬といった感じのお造りは、口の中でしっかりとDHAが広がっていく感じ。

つまり、とても美味しかったのです。

続いては、店員さんの説明がうまく聞き取れなかったのですが、鰆の焼き物。

でも、魚に春と書くサワラって、春が旬だから違うかな〜とか思いながら、上品な白身魚はしっとりとした焼き上がりで美味。

続いてやって来たのが、握り第２弾の３品。

大トロ、ホタテ、ボタンエビのトリオ。

大トロさんは柔らかすぎて、包丁を入れた瞬間に形状を維持できなかった模様。

ホタテとボタンエビは、間違いなく甘みたっぷりだと思われるので、大トロを間に挟んで食べるのが良さげ。

ということで、ボタンエビから大トロ、ホタテの順に頂きます。

見るからに美味そうな３品は、やはりメッチャクチャおいしかったす。

続いてやって来たのは、茶碗蒸し。

当然、ただの茶碗蒸しとは一線を画しているに違いない。

と思いながら一口食べると、ダシの風味がすごい！

鼻から抜けるダシの香りが、今まで食べたことがない茶碗蒸しでした。

第３弾となる、握りのトリ。

かんぴょう、海老入り玉子焼き、穴子のトリオ。

玉子焼きと説明されたのですが、焼き目は一切なく、エビの食感を楽しみながら頂きました。

穴子は甘すぎない煮詰めダレ、個人的には回転寿司でも締めに食べる、かんぴょうと全てがゼイタクなお味。

食べ進める中で供された、赤だしのつみれ入り味噌汁も、ダシがしっかりと効いてます。

最後は水菓子となる、わらび餅をいただきます。

これで終わりか〜と思う寂しさと、旬の食材にていねいな仕事をされたコース料理の数々。

１８時過ぎに店を後にしましたが、お客さんがひっきりなしに訪れる理由も納得な良いお店でした。

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