久しぶりに家族4人が揃うことになった日曜日。
馴染みのお店で夕食をしようと思い、予約を試みるも満席のため予約できず。
別のお店を探さないとな〜と思いつつ、なんとなくFacebookを眺めていたら、肉山 本八幡さんから日曜日の18時枠にキャンセルが出たとのお知らせが流れてきました。
すでに投稿から1時間近く経っていたので、間に合わないかもと思いつつ、メッセージを送ってみることに。
ほどなくして返信があり、予約可能とのメッセージが。
メッセージに、クレジットカード等の取り扱いが無くなったので、支払いは現金のみになりましたとの注意書きが書かれていました。
一言、こうしたことを添えていただけるのも有り難いことです。
すぐさま予約をお願いし、およそ2年振りの肉山登山が決定するものとなりました。
値上げ無し!な肉山コース
予約した18時の10分前にはお店に到着、しばし店外で待つつもりでしたが、お店の方に招き入れられて暖かい店内へと入店。
こうした心遣いはありがたい限りです。
料理提供のスタートは18時ですが、飲み物の方は先に注文可能とのこと。
ドライバーの私は黒烏龍茶にしましたが、妻と娘はジンソーダを注文。
肉山さんの黒烏龍茶は、750mlぐらい入ってそうなペットボトルで提供されるため、1人で飲むならこれ1本で十分な量。
それで660円(税込み)という、嬉しい価格もポイント。
予約された他のお客さんも次々に訪れ、飲み物を飲みながらコースが始まるのを待つばかりとなりました。
肉山のコースは5500円のみ
肉山さんでは、5500円(税込み)コースの1種類のみ。
注文に迷うことなく、プロが選んだ肉料理がいただけるのは何ともラクなものです。
何かとものの値段が上がっている昨今ですが、値上げされることなく提供されている肉山さんに感謝です。
ちなみに、テーブルにはすでにプチトマト、味変用の薬味、キムチがセッティングされていました。
プチトマトとキムチは有料でお代わり可能のようでしたが、薬味はどうなんでしょうか。
店員さんに後ほど聞こうと思っていたら、最後までスコーンと忘れてしまいました。
18時を過ぎ、口開けのお肉が運ばれてきました。
こちら、80分かけて焼いたという豚肩ロース。
ほんのりとピンクがかったお肉は、ゆっくりと低温で調理されたことが伺えます。
口の中に入れれば、やわらかくてジューシーな肉の旨味が広がっていきます。
やはり肉を知り尽くした肉山さん、この後の料理にも期待しかありません。
続いて提供されたのが、牛ランプ肉。
あっさりした脂と濃厚な赤身の味が楽しめました。
ほとんどレア状態なので、肉のやわらかさは言うまでもなく。
噛めばしっかりと肉汁が口の中に広がり、ジューシーな味わいが楽しめました。
続いては箸休め的なエリンギが登場。
とはいっても、カラオケマイクのような太さのエリンギ、しっかりと噛みごたえがあります。
塩だけのシンプルな味付けですが、口の中に入れるとキノコのエキスが溢れんばかりに広がっていきます。
自宅でキノコ焼いたところで、こんなジューシーさは絶対に味わえないところ。
肉山コースの中盤
ここからコースも中盤に差し掛かります。
まずはハラミちゃん。
ハラミといえば焼肉ですが、当然のごとく、肉山さんのようにレア状態で食べたことはありません。
塊肉で焼いて切り分ける、肉山さんならではの美しい断面。
特製ダレと一緒にいただけば、今までハラミでは感じたことがないほどの柔らかさと肉汁。
ハラミ本来の味を堪能させていただきました。
珍しい!牛ソーセージ
続いては、息子が一番気に入ったという牛ソーセージ。
ソーセージといえば豚ですが、牛のソーセージ(というかフランクフルト)は牛ミンチがぎっちりと詰まっています。
手づくり感満載のソーセージを噛んでみれば、口の中いっぱいに広がる肉汁が最高です。
普段はあまり食べないソーセージですが、肉山さんのソーセージであれば毎日でも食べたい、そんな気持ちにさせてくれます。
肉山さんではおなじみの箸休めのきゅうりと辛味噌。
新鮮なキュウリと、豆感たっぷりの辛味噌。
ほどよい辛さがきゅうりとよく合い、個人的にはきゅうりの一番美味しい食べ方なんじゃないかと思います。
肉山渾身の後半戦へと突入
きゅうりを食べていると、店長がコース後半で提供する調理前の肉を持って、各テーブルに声がけ。
厚切り肉なだけに、調理に時間がかかるんだろうなと思っていたら、あらかじめ調理されていた一品が提供されます。
牛肉の赤ワイン煮込みだそうです。
肉山本八幡さんには4度目となる訪問ですが、煮込み料理は初めてかもしれません。
お味の方は、もちろんというか、間違いがないおいしさ。
ホロホロと口の中でほどけるような柔らかい牛肉の旨さ。
肉の美味しさを知り尽くしている、肉山さんならではの調理法なのかもしれません。
めっちゃ分厚いミディアムレアな牛タン
続いて提供されたのが、こちら。
厚切り牛タンの塩焼きです。
高級焼肉店であれば、これだけで5000円するんじゃないかと思ってしまいます。
まずは塩のみの牛タンを1枚。
こんなのうまいに決まってますね。
2枚目はおすすめの大根おろしを乗せていただいてみます。
鬼おろしのような、ザクザクの大根でさらにサッパリといただけます。
メインにすごいものを持ってこられたな〜と思っていたら、厚切り牛タンのあとにメインが運ばれてくるものとなりました。
本日のメインは牛ももとのこと。
レア状態の牛もも肉に、生わさび醤油がすんごく合います。
いつものように、一切の妥協ない赤身肉を頂いた後は、〆の肉山カレー。
カニのエキスが入っているので、店員さんに甲殻類アレルギーが無いか確認されました。
以前は、そんなこと聞かれた記憶がなかったのですが、忘れているだけでしょうか。
それとも、カニのエキスを新たに旨味成分として注入されたのでしょうか。
記憶が曖昧なため、真相は不明ですが、相変わらずの鉄板なおいしいカレー。
値段を維持しつつ、決してクオリティを落とすことのない肉山さんのコースは、定期的に食べなくてはならない贅沢なコースなことを再認識した夜でした。
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肉山 本八幡店
- 住所:千葉県市川市南八幡3-8-13 シャトーデザールクボタ105
- 営業時間:19:00〜(月、水〜金)、17:00〜、20:00〜(土)18:00〜(日)
- 定休日:火曜日
- TEL:047-712-5929