午前中、依頼を受けた国立市谷保の現場へ。
初めて訪れる場所へ、初めて乗った南武線は谷保駅で下車。
仕事終わりでランチをする計画を立てるべく、前日から駅周辺のお店を食べログでチェック。
いくつかのお店をピックアップした中から、こだわりの定食が食べられるという口コミが気になったきょうや食堂 さんを目指すことに。
自分たちが食べたい和定食を提供しているということで、いわゆる街の食堂とは一線を画している感があるようです。
雰囲気のある店がまえ
11時15分には仕事を終え、11時30分開店のお店へと向かいます。
駅から近いこともあり、お店の駐車場は無いようです。
開店前から並んでいるという情報もありましたが、35度超えのうだるような暑さの中、さすがに待っている方はいないようです。
ひとまず、お店の前に出ている本日のおすすめ看板を拝見。
どうやら魚料理が多めなようです。
藁焼きのかつおやイサキの刺身定食がランチで食べられるなんて、かなりのこだわりが感じられます。
せっかくなので、開店時間まで周辺を散策することに。
駅前にはオフィスビルが多々あるので、飲食店も多く見られます。
気になるお店もいくつかあったので、また訪れる際にはお邪魔してみたいところです。
開店直後からお客さんが続々と
そうこうしているうちに、開店時間が近くなってきたところで、きょうや食堂さんへと向かいます。
準備中だった札も営業中に変わっていたので、早速お店の中へと。
重厚感のある、しっかりとしたカウンターへと案内されます。
本日のおすすめメニューのほか、レギュラーメニューも。
ごはんや味噌汁、小鉢、漬物とそれぞれこだわりポイントが書かれています。
すべてにこだわりを持った食事に、ハズレがあるわけがありません。
すでに、この時点で楽しみしかありません。
都内ではここだけでしか食べられないという、生ゆばのあんかけ丼も非常に気になるところですが、魚モードだったこの日。
数ある魚メニューの中から、おそらく定番であるさばの塩焼きをお願いするものとなりました。
ごはんは、新潟産こしひかりの白米と雑穀米のどちらかを選べるとのこと。
ほとんど迷うことなく、雑穀米をお願いすることに。
新潟産こしひかりが美味なのは間違いないところですが、食べる機会が極端に少ない雑穀米をチョイス。
メニューを選んでいる間にも、お客さんが続々と来店。
噂にたがわぬ、人気店のようです。
出汁の効いた王道の味噌汁と雑穀米
同じくカウンターに座っていた、常連と思しき方は、定食と八海山を注文されていた模様。
定食の刺身をあてに、八海山を飲む昼下がり。
なんて贅沢なんだろうと思いつつ、午後からも仕事のある身としては、実践はまだまだ先になりそうです。
こういうのを”粋”というのだろうな〜などととりとめもなく考えていると、注文したさばの塩焼き定食が供されます。
絶対、全部手づくりだよね〜という王道な和定食。
カロリー低めなのをいいことに、雑穀米は無料の大盛りにしてもらってます。
まずは、注文を受けてからしっかりと焼かれた、ノルウェー産のサバから頂きます。
皮から見をはがすと、DHAたっぷりの脂がしたたり落ちてきます。
剥がした身は、たっぷりの大根おろしを乗せて食べると、サッパリとした味わいながらもサバの弾力がしっかりと感じられる絶妙なバランス。
この時点で、すでに満足度が高いのですが、いろんな食感を味わえる雑穀米と一緒に食べると、身体が喜んでいる〜というのが手に取るようにわかります。
こんな健康的な定食、家の近くにあったら絶対常連になるよな〜。
自家製のぬか漬けも、懐かしさ全開の王道な味。
適度な塩味を感じつつ、枕崎産の本枯れ節と北海道産昆布で取った出汁、さらには自家製味噌という、こだわりしかない味噌汁をいただきます。
一口飲んだ感じは、ちょっと薄いかな?と思ったのですが、飲み進めていくうちに、しっかりと出汁を効かせている分、味噌は少なめなのかもしれないと思い始めました。
結局、出汁が効いているので、薄いという感じはなくなり、むしろちょうどよい塩梅になってきました。
このあたりも、しっかりと考えられているのだなぁ〜と感心することしきりでした。
結局、毎日食べるならこれだよね
結果、きょうや食堂さんの定食は、尖ったところがないので、毎日食べるならコレでしょう!という提案な気がしました。
自分たちが食べたい定食をていねいに提供している、素敵な食堂。
近くに行ったら、わざわざ谷保駅に移動してでも、他のメニューを食してみたいお店となりました。
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きょうや食堂
- 住所:東京都国立市富士見台1丁目10-48
- 営業時間:11:30〜14:00/17:30〜20:00
- 定休日:土曜日、日曜日
- TEL042-843-0150